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外壁・屋根
塗料の種類

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外壁屋根塗装の塗料の種類

アクリル塗料
 
 

アクリル塗料/期待耐久年数:5年

いちばん安価な塗料で、新築住宅などは指定がない場合、ほとんどがアクリル系の塗料が使用されております。ほこりなどを寄せ付けず美しい外観を維持しますが、耐久性が弱く、クラックが生じやすいところが難点になります。
アクリル塗料は、塗料にアクリル樹脂を混ぜた塗料で、30年以上前に特に普及した塗料になります。
寿命は5~7年と短い塗料ですが、安価な塗料ですので何回も塗り替えをして外観をリフレッシュされたい方にはオススメな塗料になります。
また、アクリル塗料は
発色が大変よく、鮮やかな色合いを出す事が出来ます。
ハッキリと鮮やかな色合いがお好みの方には、オススメな塗料になります。
ウレタン塗料
 
 

ウレタン塗料/期待耐久年数:8年〜10年

アクリル系塗料の欠点を補うためにつくられた塗料がウレタン塗料になります。
ウレタン塗料はポリウレタンと呼ばれる物質を主成分としています。
アクリル系より塗膜が柔らかく仕上がり、下地の動きによく追随してくれる塗料です。コストと性能のバランスから、戸建住宅の塗料としていちばん勧められる塗料として使用されてきましたが、近年シリコン塗料の価格が下がってきた影響もあり、シェアは下がってきています。価格もそれほど高価ではなく、耐久性・耐候性も十分に備えています。
また、種類も多く色選びにも困る事はありません。汎用性も高く、様々な多くの施工店が使い慣れている塗料にもなります。
ウレタン塗料は 弾性を持っているため、塗装面にひび割れが起きにくいともいわれています。弾性とは、ゴムのように伸びる性質のことです。
ウレタン塗装は 光沢が出て、高級感のある仕上がりにもなります。このような特徴があることから、ウレタン塗料は高級家具の仕上げにもよく使われています。
シリコン塗料
 
 

シリコン塗料/期待耐久年数:10年〜15年

価格性能で、ウレタン塗料系とさほど変わらないことが多い塗料ですが、一般的にはウレタン系より汚れにくい塗料と言えます。高性能で耐久性があることから、現在外壁や屋根塗装において 主流となっている塗料になります。親水性が高く汚れが付きにくいのが大きな特徴となります。
シリコン塗料には樹脂や顔料(着色剤)が含まれていて、希釈剤(水やシンナー)を混ぜて使用します。
この 「樹脂」の主成分がアクリル・シリコンになりますので 、シリコン塗料と呼ばれています。厳密には「アクリルシリコン塗料」となります。
耐用年数や価格など総合的に見てバランスが非常に良く、外壁塗装では最も多く採用されている塗料になります。
シリコン塗料は、耐候性・耐熱性・耐水性などに優れていることから、日々太陽熱や風雨にさらされている外壁・屋根に向く塗料であることいわれています。
フッ素塗料
 
 

フッ素塗料/期待耐久年数:15年〜20年

フッソ系塗料は、外壁より屋根材の塗料として採用されることが多い塗料になります。 フッ素系塗料とは塗料の主成分が合成樹脂で、その樹脂にフッ素が含まれている塗料のことになります。外壁塗料の主流であるウレタン系塗料やシリコン系塗料より価格は高価ですが、そのぶん性能は優れているといわれるのがフッ素系塗料になります。外壁としっかり密着する性質を持ち合わせ、外壁塗装の耐用年数が長い塗料になります。フッ素系塗料はシリコンより結合力が強いとされ、太陽光や紫外線にも強いとされています(「断熱性」とは異なります)。フッ素、ウレタン、シリコンともに遮熱・断熱性能を付加した塗料もありますが、同じ遮熱・断熱性塗料でもフッ素系塗料が一番耐久性に優れています。また、汚れが付着しても水が接着面に入り込み、汚れが落ちやすいといった特徴もあり、防カビ・防藻性も持ち合わせています。
また、耐水性も良く水の侵入を防ぐと言われています。
塗料の溶剤とタイプ
外壁や屋根塗装に使用する塗料は、一般的に塗装後に塗膜として残る樹脂・顔料・添加剤と、揮発して塗膜には残らない溶剤から成りたっています。
油性やシンナー系の溶剤タイプと水性タイプに分かれています。
水性塗料はVOC(揮発性有機化合物)排出抑制をはじめとした環境保全の観点から溶剤形塗料からの置き換えが進められてきており、近年では、塗装作業時の安全面の観点からも、引火の心配が不要な水性塗料の重要性が高まってきています。
樹脂は、塗膜を生成する原料としてもっとも重要な成分で、 塗膜の性能や特徴を大きく左右します
樹脂塗料には、エポキシ樹脂塗料・ウレタン樹脂塗料・フッ素系樹脂塗料・ポリエステル樹脂塗料・シリコーン樹脂塗料・アクリル樹脂塗料等があり、それぞれの特徴をよく把握してご使用いただく事をおすすめいたします。
優良塗装施工店のプロの目を通して、詳細の説明をしていただき、皆様のお住まいに最も適した塗料をお選びください。
外壁や屋根は
定期メンテナンスが必要です
皆様のお住まいの塗替え時期は、塗料の種類にもよりますが、おおよその目安として5~10年経過すると、塗装の劣化がはじまっています。今の外壁や屋根で使用されている塗料が新しい耐久性の高い塗料でございましたら、10~15年経過が塗替え時期と判断してして下さい。
これはあくまでも目安です。
周囲の環境や気象条件、前回の塗装業者の施工方法や技術・質によっては劣化の進行は様々な形で発生してゆきます。

お住まいの中で、外壁や屋根は最も風雨や強い直射日光にさらされる部分になります。
外壁や屋根は、皆様のお住まいの中でも重要で大切な部分で、お住まいの価値を左右する部分でもございます。 
外壁や屋根に不具合が発生し始めているかどうかは、普段の生活の中ではなかなか気づかず、ついつい見逃されてしまいがちになります。
皆様のお住まいの外壁や屋根は定期的にメンテナンスを行っておきませんと、雨漏り等の大きなお住まいのトラブルが発生してしまう事につながってしまいます。
外壁塗装・屋根塗装の
現状状態を無料診断
外壁や屋根の劣化が目だち始めている…。すぐに外壁塗装業者(施工店)に連絡をしなくては…。
でも、その前に皆様のお住まいの外壁・屋根の状態を詳細に診断をしてくれる外壁屋根塗装業者(施工店)様も多くあります。
「事前にお住まいの外壁状況の確認」や「屋根に上がってもらって屋根の現状の確認」を行って外壁・屋根の診断を、専門知識を持つ「外壁診断士・窒素サイディング診断士」が皆様のお住まいのすみずみまで外壁・屋根の劣化調査診断チェックを無料で行い、メンテナンスの必要な時期や、最適な塗替えの方法等を解りやすく説明していただけます。無料診断を行っていただいたから、その塗装業者(施工店)に発注をお願いしなければならないという事もございません。
まずは、外壁・屋根の無料診断から始めて見る事もお考えください。